旧居の掃除
畳・床・壁
旧居の掃除は荷造りと一緒に。壁や床などの小さなキズは補修材でケア。
畳やフローリングなどは掃除機をかけたあと、固めに絞った雑巾で拭きます。ワックスが取れている場所は市販のつや出し用洗剤をかけるとよいでしょう。
壁や床などの小さなキズや穴などは市販の補修剤でキレイになります。実はこのような細かいキズが引き渡し時のチェック対象になるようなので、できるだけ修繕しておきましょう。
トイレ・風呂
日常的に利用する水回りは一番の難関ゾーン。気合を入れて掃除しましよう。
思いのほか時間のかかる水回りは、床や壁より先に掃除をしてしまいま しょう。トイレや風呂も汚れがひどい場所はつけ置きが有効です。浴槽は材質によって洗剤が異なるので要注意。見落としがちな水道管のつまりやシャワーカーテンのカビなども徹底的に掃除しましょう。強力な洗剤の場合は換気にも十分配慮すること。 また、トイレの汚れがひどいときにはトイレ用漂白剤を使ってこすり、一晩そのままにしておくと汚れが落ちやすくなります。
キッチン
しつこい油汚れやシンクのサビ。根気よく徹底的に行いましよう。
キッチンの難関がひどい油汚れ。これを落とすにはクリームクレンザーを布か柔らかいスポンジで円を描くようにこするのが一番です。あまり強くやるとキズが付いてしまうので注意が必要。
シンクのサビはクリームクレンザー、または還元系漂白剤を60度〜70度のお湯でペースト状に練ったものを塗り、 しばらく置いておくのも手です。換気扇やグリル回りの取り外せるものはすべて外し、つけ置きをしてください。
小麦粉を振りかけてこすると油が粉になじんでポロポ口と取れてくるのでおすすめ。最後にからぶきでで仕上げましょう。
窓ガラス
窓ガラスは、取り外せるものは外し大々的に行いましょう。
窓ガラスの汚れには市販の洗剤のほか新聞紙を利用するのがおすすめ。洗剤を直接つけてから、新聞紙でていねいにこすると見違えるほどキレイになります。
網戸は取り外しができるものについては風呂場で丸洗いしましょう。取り外しができない場合は掃除機などでホコリを落とし、住宅用洗剤を含ませた大きめのスポンジで網戸の両側からはさんでこすり洗いをするとよいでしょう。
サッシや窓枠は古い歯ブラシで汚れを落とします。レールは歯ブラシで汚れをほぐしてから掃除機で吸い取り、最後に洗剤をスプレーし、雑巾でふき取れば完了です。