荷物搬出後の掃除と忘れ物チェック
修繕費用を少なくするためにも 念入りに掃除をして 大家さんの心証を良くする。
ほとんどの人は、引越し前に掃除を済ませているでしょうが、当日にも家具を動かした後などはホコリがたくさん出るので、荷物の運び出しが終わった部屋から掃除を始めます。掃除機は最後まで片づけずに残しておき、一番最後に一通り掃除しておくと、気持ちよく退去することができます。賃貸の場合、明け渡しの状態で修繕箇所、修繕費用が決定されます。修繕費用が少なければ敷金が戻ってくる可能性もあるので、大家さんの心証を良くするためにも手を抜かずにキレイにしましょう。
友人に手伝ってもらえるのであれば、手分けして掃除機をかけたり、雑巾がけをするなど、段取りよく行いましょう。今まで手つかずだった場所を集中的に掃除するのが合理的。さらに、家具の陰跡などはなるべく取り除くようにしないと、修繕費用に加算される可能性があります。
忘れ物チェック
盲点となる場所は チェック表を作って最後に確認。
荷物を運び出し新居へ移動する前に、再度忘れ物がないかチェックしましょう。新居に移動して荷をほどいてしばらく経ってから忘れ物をしたことに気づいても、後の祭りです。天袋の中、ゲタ箱の角なども要注意。また、作業中にはいていたサンダル、上着、タオルなども忘れやすいもの。忘れ物チェック表を作って最後に確認すると、確実に忘れ物を防ぐことができます。
出発前の忘れ物チェック
- 押入れ、天袋
- 物置
- 表札
- 風呂場
- 郵便受け
- トイレ
- 物干し
- ベランダ
- 家のまわり (自転車・エアコン室外機など)
関連ページ
- 引越し業者と作業内容の打ち合わせ
- 引越し業者と一緒に役割分担を決め、 指示を出す人を明確にしておこう。
- 物件の明け渡し
- 基本的には大家さんや管理委託業者、電気ガス水道業者にも立ち会ってもらおう。無理なら写真を撮って証拠を残すしておくべき。
- 新居の荷物搬入
- 新居への到着時剛ま厳守。移動時間の計算は綿密に。
- 引越し代金の精算
- 作業終了と同時に精算が一般的。チップは作業前にさりげなく渡そう。
- 引越し後のあいさつ
- 引越しの当日に大家さんと管理人、隣近所へ家族揃ってあいさつに行くと好印象です。